秋バラでおすすめ・香りよいナエマの仕立て方

ナエマ秋におすすめの理由

可愛らしいベビーピンクの大輪の花を、房咲きで豪華に咲かせるナエマ。

香りが良いのも特徴で、ナエマが咲いているとあたり一杯に気品のある香りが漂います。

一枝にたくさんの花をつけてくれるので、一枝切り取っただけで大きなブーケができます。

四季咲き性が良く、秋にもよく咲き、冬のかなり気温が低くなってから付いたつぼみもきちんと咲いてくれるので、秋から始めるバラにぴったりです。

ブッシュ仕立て・つる仕立てなど、幅広いアレンジができるナエマ

性質は強健で育てやすく、ブッシュ仕立てにするのはもちろんのこと、旺盛な生長力を生かしてつるバラとして扱うこともできるので、いろいろな活用ができます。

玄関のウェルカムローズに ブッシュ仕立てのナエマ

強く剪定しても開花してくれるので、ブッシュ仕立てにすることが出来ます。

ナエマはステムが長く、枝を長く伸ばした先で花をつける性質があります。

剪定が浅いとどんどん上に伸びて、高い位置で花が咲いてしまいがちになるので

手前のシュートから短く段をつけて剪定し、株全体に花をつけるよう開花位置をコントロールするといいでしょう。

背が高く縦長になる性質が生きる配置に植栽するとその魅力を発揮できます。

香りが良いので玄関わきにウェルカムローズとして植えると、出入りするたびにふわりと良い香りが漂いおすすめです。

つるバラとして仕立てたナエマ

シュートを長く伸ばし、つるバラとして扱うこともできます。

つるバラは一季咲のものが多いですが、ナエマはつるバラとして大きく育てても、その四季咲き性をいかんなく発揮して、年中楽しませてくれる優秀な品種です。

シュートの発生も旺盛で、しっかりと成長しながら繰り返し開花も楽しませてくれます。

やはりステムが長いせいで、高いところで咲きがちになるので、ほかの品種とも組み合わせ高さを意識した立体的な空間づくりに活用するといいでしょう。

ナエマはアーチ、オベリスク仕立てには向かない

そんな活用範囲の広いナエマですが、アーチやオベリスク仕立てには注意が必要です。

枝が固く太いのでアーチやオベリスクに添わせるのが難しいことと、

ステムが長いので、アーチやオベリスクから離れたところで花が咲いてしまい扱いにくいことが理由です。

ナエマの性質まとめ

  • 香りが良い
  • 仕立て方はアーチ、オベリスク以外でブッシュやつるなど
  • 枝が固く太い
  • ステムが長いので高いところで咲きがち
  • 剪定から開花まで時間がかかる(遅咲き)

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