バラの性質を理解して自分にぴったりなバラを選ぼう！

春はバラの品種が最も多く出そろう時期です。

バラ苗は季節ものなので欲しい品種がいつでも手に入るとは限りません。

品種が豊富で自分の好みのバラが見つかる春が、バラを始めるのにぴったりな季節です！

バラの一季咲きと四季咲き　それぞれの特徴とは？

バラには品種によってさまざまな性質があり、自分がバラを育てられる環境にぴったり合ったバラを選ぶ必要があります。

バラには木立性とつる性の樹形があり、

つる性は名前の通り枝がつる状に伸び、大きく生長します。

木立性はつるが伸びないので鉢植えでコンパクトに育てやすく、

初心者さんでも扱いやすい樹形です。

そしてバラには一季咲と四季咲きの性質があります。

一季咲とは春に一度だけ咲くもの、

四季咲きとは花が咲いて剪定のたびつぼみを出して、年中咲いてくれるものです。

一季咲はつる性のバラに多く、

一年に一度しか咲かない代わりにダイナミックに咲いて、素晴らしい景色を見せてくれます。

↓つるで一季咲の「スパニッシュビューティー」大きく伸びて圧巻の景色を作ってくれます。

四季咲きは木立性のバラに多く、

株自体はコンパクトですが、年中花をつけてくれます。

もしバラを初めて育てる初心者さんなら

木立で四季咲きのバラがおススメです！

木立ならコンパクトで場所をとらずに育てられますし、

四季咲きなら年中花をつけてくれて、バラの醍醐味を味わうことができます。

↓コンパクトなのに華やかな花をつけてくれる「フェクロシェット」

 

一季咲きでつる性バラのおすすめの使い方

一季咲きでつる性のバラは花が一年に一度しか咲かない代わりに、大きく伸びて春には圧巻の景色を作り上げてくれます。

このバラに向いているのは、大きくて広い庭に地植えができる時です。

広い壁面をバラで埋め尽くしたい、パーゴラの天井から上から降り注ぐようにバラを仕立てたいなどの時はこの性質のバラを選ぶといいでしょう。

↓紫がかったピンク色が個性的な一季咲きのバラ「マニントンモーヴランブラー」

四季咲きで木立性のバラの楽しみ方

四季咲きで木立性のバラの場合、つる性バラのように大きくなることはありません。

マンションのベランダで育てたい、地植えできるお庭はないけどバラを育ててみたい場合など

鉢植えで育てることに向いている性質といえます。

剪定したところから季節を問わず次々と花をつけてくれるので一年中バラを楽しむことが出来ます。

イングリッシュローズの中では花もちも良く優等生な「レディエマハミルトン」

バラの性質を理解して　自分にぴったりなバラを選ぼう

春に一度の開花でダイナミックに咲いてくれるつる性一季咲のバラ

鉢植えでコンパクトに年中花が咲いてくれる木立性で四季咲きのバラ

どちらを選んでも素晴らしいバラの魅力を味わうことができますよ。

あなたもこの春からバラを始めてみませんか？