夏の間のバラの管理、摘蕾のやりかた

夏バラの管理「摘蕾」とは?

夏の間の管理として、摘蕾(てきらい)を行います。

摘蕾とは、株の体力温存の意味をもって、わざと花を咲かせない、意図的につぼみを摘み取ってしまうことを言います。

夏は気温が高いせいで、つぼみの充実が十分でなく、あまり良い花が咲きません。

それならば花を咲かせるエネルギーを蓄えておき、夏の間に株を充実させ、秋に素晴らしいお花を咲かせてもらおうというわけなのです。

摘蕾のやりかた

1 新芽からつぼみが顔をのぞかせて、摘み取れるようになったら、なるべく早い段階で摘蕾します。

2 花首をそっと持って折り取ります。

3 ハサミを使わなくても簡単に折り取れます。

4 とれました!

夏の摘蕾はひとそれぞれ

今回は摘蕾のやり方を説明しましたが、

・夏のあっさりしたお花が好き

・夏の間お花が見られないなんて耐えられない

・株は元気いっぱいだし咲かせたい

・ひとつふたつ残してあとは摘み取る

など、バラを育てる環境と考え方は人それぞれ。

絶対にやらなくてはいけないということではありません。

自分なりのやり方を見つけられるのもバラ栽培の魅力かもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました