次の春も咲かせたい!鉢バラに重要なメンテナンス作業
気温がぐっと下がり、落葉樹であるバラは葉っぱを落とし、
1年を通して大変だったバラのお世話もひと段落。。。
というわけにはいきませんよ ^^!
冬はバラにとって最も大事なメンテナンスの季節です。
鉢バラにとっては窮屈で栄養も吸いつくしてしまった鉢の中をリフレッシュして
次の春に備えてもらわねばなりません。
ここでは鉢バラの土の替え方をご紹介していきます。
どうして土替えが必要なの?
バラは一年間、鉢の中という限られた空間で、土の中の養分を使い果たし、めいっぱい根を伸ばしています。
土替えをしないまま次の春を迎えるということは、養分もなく、新しい根を伸ばすスペースもないままになるということで、これでは満足に花を咲かせることができません。
土を替えることによって、養分を蓄えた新しい土に、根を張るスペースを十分に確保してあげるのです。
土替えに必要な道具
バラの土替えにあると便利な道具はこちら。
- 根切りスコップ
- 土入れスコップ
- 熊手
- 珪酸塩白土
- 肥料
- 新しい土
スコップ、珪酸塩白土などは通販、ホームセンターなどで扱っています。
土替えのやり方
1.鉢から根を引き出します。鉢が大きくて引き出しにくい場合は根切りスコップなどを使って少し 土をかき出してからにすると引き出しやすくなります。
2.古い土や根をこそげ落とし、根を一回り小さくします。
3.元の鉢に鉢底石と新しい土を敷き、高さや向きを調整します。この時土と根がなるべく接触するように、土を山なりにしてあげるとよいでしょう。
4.高さが決まったら根腐れ防止のために珪酸塩白土を振りかけておきます。
5.向きを調整しながら株を植え付けます。隙間ができないように棒でつつきながら、新しい土を入れていきます。
コガネムシの幼虫に注意
土替えしていると、夏の間に産卵されたコガネムシの幼虫を発見することがあります。このまま放置しておくと、春に生長する根も被害にあうことになるので、ここで一網打尽にしておくという意味でも土替えは欠かせない作業になります。
鉢バラの冬の土替えは最重要項目です!
やらないままでいると、次の春悲しい思いをすることになるかもしれません。
特に8号以下の小さな鉢では毎年根かきと土替えは必ず行ってくださいね。
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